部下への指示

部下への指示

人は誰しも「役割を与えられたい」と思っています。

それなのに、上司が部下に仕事を指示すると、
こんな仕事はやりたくない、やらされていると反発を受けてしまいます。

役割を与えているはずなのに、なぜ反発を受けてしまうのだろうか?

それは、与えられたことが役割だと感じていないからです。

よくある「○○さん、△△をやってほしいです。」という指示は、
役割ではなく「仕事」を「人」に与えていることになります。

このように指示された部下は、仕事が自分に降りかかってきたと
感じてしまうのです。

次に、「○○さんだから、△△をやってほしいです。」という指示は、
仕事ではなく「役割」を「人」に与えていることになります。

この「○○さんだから」という部分が役割であり、
人はそれを与えられたいと感じているのです。

分かりにくいと思いますので、具体例を挙げてみます。

例えば、部内の煩雑に扱われているデータを整理したいとします。

そのときに、「○○さん、社内データの整理をしてほしいです。」と
声をかけると、相手は「雑用をやらないといけない」と感じます。

次に、「○○さんなら、ミスが少なく安心してお願いできるから、
社内データの整理をしてほしいです。」と声をかけるとどうでしょう。

おそらく相手は「私を信頼してくれているから、頑張ってやりたい。」と
感じるでしょう。

このように、人は同じ仕事内容であっても、役割を与えられたと
感じるか感じないかで、マイナス感情にもプラス感情にもなるのです。

つまり、上司が部下に気分よく仕事をしてもらうためには、
ちょっとした言葉の言い回し1つともいえるわけです。

ただし、役割を与えるには、その与える人のことを
よく理解していなければなりません。

適当な理由で役割を与えても、相手が納得しなければ、
反って悪い印象を与えることになってしまいます。

ですから、部下に役割を与えるためには、
まずは部下のことしっかりと理解することが不可欠です。

上司が部下に与えることは、仕事ではなく「役割」だと考えてください。



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この記事を書いた人

藤浦 隆雅ポテンシャライズ 代表 / 藤浦就活塾 塾長
採用・就活アドバイザー / ポテンシャライザー(潜在能力を引き出す人)
愛知県を中心に、学生の生きがい就職の支援、人が笑顔になれる職場づくりの支援、人が資質を活かし伸ばせる社会づくりの支援に取り組んでいる。
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