成果の上がらない部下に「もっと頑張って○○な人になってほしい」と上司からアドバイス。

さて、こんな言葉で、部下は変わるのでしょうか…

 

よく、「○○はあんなに遅くまで頑張っているんだ、お前も頑張れ。」

または、「○○は成果を出しているぞ、お前も頑張れ。」

「○○は駄目な奴だ、お前はそうならないように頑張れ。」と、

他人が出している結果と比較させることで、部下に発破をかけることがあります。

 

このような説得方法は、ごく当たり前のようにおこなわれていますが、

その結果、人を変えることはできるのでしょうか?

おそらく、一時的には効果はあるかもしれませんが、結局長続きしないはずです。

 

それは、人が変わりたいと思うのは、他人の状況への感心や恐怖ではなく、

そういう状況を生み出している人に「なりたいかどうか」で考えるからです。

 

例えば、あなたの隣の家の庭には綺麗に手入れされた芝が青々としているとします。

でも、その芝をいつもつまらなそうに、嫁に文句を言われながら手入れをしてる男がいた場合、

あなたの家にも芝を張りたいと思うのでしょうか?

 

多分、そうは思えないはずです。

青い芝は欲しいが、自分はあんな思いまでしてやりたくないと感じるでしょう。

 

では、その芝をいつもニコニコ楽しそうに手入れをしている夫婦がいた場合はどうでしょう?

すると、どういうわけか芝を張って手入れをしたくなるはずです。

 

これは、「人は良い結果を出したいから変わりたいと思う」わけでなく、

「自分が憧れる人と同じ結果を出したいから変わりたいと思う」ということを意味します。

 

他にも、人がタバコを始める理由が、カッコイイ人への憧れという理由が多いことも同じです。

タバコを吸いたいから吸うのではなく、タバコを吸っている憧れの人に近づくために始めるのです。

 

つまり、人を変えるためには、他人が出した結果と比較をさせても意味がないのです。

人は、憧れる人を見つけて、その後で同じ結果を出すように変わるのです。

 

とはいえ、口頭で憧れるような人物像を語っても、人の心は動きません。

人の心を動かすためには、実際に憧れる人をその目に何度も焼き付けることが必要です。

 

そのためには、まず自分が「○○な人になってほしい」の○○な人となり、

相手から憧れの対象となるように見本を見せ続けることです。

 

 

部下は上司の背中を見て成長します。

上司に憧れる

上司がうわべだけの理想を語っていれば、部下もうわべだけの態度で返し、

上司が文句ばかり言っていれば、部下も文句で返してくれます。

ですが、上司が本気で見本を見せていれば、部下も本気の態度で返してくれるのです。

つまり、部下が憧れる上司になること。

これが部下の成長の一番の促進剤だと思います。

 

まずは自分が変わる。

そこから始めてみることです。



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この記事を書いた人

藤浦 隆雅ポテンシャライズ 代表 / 藤浦就活塾 塾長
採用・就活アドバイザー / ポテンシャライザー(潜在能力を引き出す人)
愛知県を中心に、学生の生きがい就職の支援、人が笑顔になれる職場づくりの支援、人が資質を活かし伸ばせる社会づくりの支援に取り組んでいる。
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